”わたしたちは驚くほど刺激に富んだ
文化を築いたが、この四半世紀ほどはあまりに
その発展が急で、人類はついていけない。
(中略)テクノロジーに支配されている文化と、
人間の遺伝子的な性質にずれがあるために、
子どもたちの、考えたり学んだり行動を
コントロールしたりする能力が損なわれている”
上記はイギリスの著名な教育評論家の言葉です。
この著書の表題には
『子どもはなぜモンスターになるのかー
脳を蝕む生活習慣から子どもを守る』
と書かれています。
携帯電話、インターネット、今では
おおよそどの家庭にもありそうなものですが、
私たちが子ども時代を過ごしたころには
日常的にはあり得なかったものです。
文明の力を
決して否定するわけではありませんが、
あり得なかった環境で
成長していく今の子どもたち。
今こそ、地域の古くから守られている習わしや、
生活慣行、基本的な生活習慣を大切にするよう、
大人たちが意識し、
健やかな成長を守らなければなりません。
やがてこの子たちが大人になり、
生き生きとした人生を生き、
より良い未来へと時代をつないでいくために。