今年もあっという間の師走。
年々時間の過ぎるのを
早く感じるのはなぜでしょうか?
子どもの頃には
どうだったかというと・・・
それほど長々と感じていた訳ではありません。
でも、その年その年の記憶が
きちんと整理されて
残っていたように思います。
もらったプレゼント、
新しく生まれた家族、
痛い思いをした怪我、
褒めてもらった紙粘土細工、
ひどく叱られたいたずら、
言えなかった本当のこと・・・。
自分やその身の周りに起きたことの
一つ一つが、きっと今よりも
ドラマチックで鮮やかに
映っていたからかもしれません。
特に年末から年始にかけては、
大人にとっては忙しい時期ですが、
子どもにとってはお楽しみがいっぱい。
年末のにぎやかな雰囲気や、
新年を迎える家族の風景が、
きっと幼少期の記憶となって
残ることでしょう。
それは年老いて色んな記憶を
忘れてしまっても決して消えることのない
深い場所に刻まれるそうです。
にぎやかで楽しいことばかりではなくとも、
温かみのある記憶を
残してあげたいと願います。
この子たちが大人になった時に、
「あの時自分は大切にされた。」
と自信を持って思えるように!