左記にも記載のとおり、
ふじのもり保育園の最年長児である
すいかぐみさんが、
今年も和太鼓の練習に取り組んでいます。

今年の演目は「みのり祝い太鼓」。
収穫を祝う気持ちと、
子どもの育ちへの喜びを
重ね合わせて表現した作品です。
一尺四寸の長胴太鼓を目の前にし、
体中に響く生の音、
出会ったことのない左右非対称の動きや
リズムに驚き、戸惑いを感じる子も
少なくありません。

自分の中の驚きや
戸惑いを受け入れてもらい
安心できる環境で繰り返し練習していくことで、
やがて好奇心が優位になり、
さらには
「もっとかっこよくやってみたい」
という意欲が生まれ、
15人と締め太鼓を打つ担任の鼓動が
一体となることで身体全体で心地よい
「つながり」を共有します。
それまでの過程は決して一様ではありませんし、
こちらのねらいどおりに
行かないこともあります。
一人一人の姿を受け止め認めながらも
就学までに大切な、集中力、持続力を
培ってほしいと願います。

夏祭り当日は保護者の皆様とともに
15人の年長児とそれに続く
69人の子どもたちの
「みのり」を願い、
お祝いできれば嬉しいです。