明るく元気な育ちを持続させるためには
何が必要なのかを考えてみました。
かけっこの練習に例えると、
転ばずに誰よりも早く走る力と、
予想外に転んでしまった時に立ち上がり
再びゴールを目指す力。
どちらも必要のように思えますが、
後者の力のほうが
持続性に優れているのではないか
と思います。
子どもたちが担う近い未来には、
残念ながら安泰な社会が用意されている
とは言えません。
原子力発電の問題、異常気象、
経済の不安定さ、不確かな社会保障・・・。
そんな未来を明るく元気に
たくましく生き抜くためには、
一度折れてしまうと再生し難い強固さよりも、
しなやかな強さが
求められるのではないでしょうか。
肉体的、精神的、知的に
「折れてしまわないしなやかさ」が
備わることを願って、
私たちは子どもたちの
「今」に最善を尽くします。