昨年ごろからテレビで見かける
お笑い芸人の一人で、「ととのいました!」と
言って謎かけをする人、ご存知でしょうか?

謎かけをうまく言い終えた時、
彼はカメラに向かって独特の表情を見せます。
まわりの芸人がそれを「どや顔」と
言っているのを何度か耳にしました。

「どや顔」という言葉について私が認識したのは
これが初めてのことです。

乳児クラスのサーキット遊びで
うまくジャンプが決まった子ども、
ハンドベルで曲の最後まで鳴らし終えた子ども、
給食のときに苦手な野菜を
勇気を出して口に運び入れた子ども・・・
子どもの様子をお笑い芸人に例えるのは
不謹慎とおっしゃる方もいるかもしれませんが、
これらの子どもたちの表情を目にするたびに、
私の頭には「どや顔」という言葉が浮かびます。
一見おもしろおかしいこの共通点に
ついて真面目に考えてみました。

自分にとってちょっと難しい何かを、
やり遂げた時に見せる
「今の見た?どう?」という表情のとき、
子どもはまさに自分の意思で起こしたアクション
が成功したことを実感しています。
そしてそこで感じたことを、
その子なりの表情で、
体を使って素直に表しているのでしょう。
満面の笑みだったり、
ちょっとはにかんでいたり、
鼻の穴が膨らんでいたり・・・
それは様々ですが、
どの子もとても「いい顔」になります。

これこそが自己効力を感じている
証しではないかと思うのです。
「自己効力感」は子どもが
これから大きくなって
様々なことにチャレンジする時の
大切な原動力となります。

そばにいる大人は、この「どや顔」が
子どもに見えた時、
共に喜び、認めてあげるのも
良いことかもしれません。

来月のふれあいステージでは、
子どもたち一人一人の「どや?!顔」という
誇らしくて素敵な表情が少しでも引き出せるよう
日々の練習と準備に取り組んでいます。
どうぞ保護者の皆様も、お楽しみに!