先月は保育参観へのご参加ご協力誠に有難うございました。保育園のお友達と関わるお子様のご様子はいかがでしたでしょうか。
参観の後、5歳児保護者の方を対象に表題のプログラム、保護者ワークショップにご参加いただきました。CAPプログラムとは、子どもが自分の心と体を大切にして生きていくための人権意識を育み、あらゆる暴力から守るためにアメリカで開発されたプログラムで、保育者、保護者、子どもに向けて3つのプログラムを経て完結します。
ふじのもり保育園では、卒園後も安全にそして心身ともに健やかに育ってほしいという願いを込めて、年長児に向けて導入しているプログラムです。専門の資格を持ったCAPスペシャリストによるワークショップでは、こどもを取り巻く環境において懸念される様々な暴力、またそれが及ぼす育ちへの影響について理解したうえで、子どもが自分の心とからだを大切にして生きるための意識を育むためにできることを共に考えていきます。
暴力とは、自身よりも強い力を持つ他者によって、当たり前に生きる権利を奪われることを指します。これはもちろん、子どもだけでなく私たち大人にとっても大切なことで、例えば○○ハラスメントなどといわれる状況もその一つかもしれません。
午後の職員向けプログラムでは、児童虐待という深刻な問題についても考えさせられました。児童相談所での対応件数は年々過去最多件数を更新している現状があります。私たちは職務上、虐待を含むあらゆる暴力がこどもにあってはならないと心から願い行動する立場にあります。とはいえ、様々な状況の中において子育てをしていく中で、自身の余裕がなかったり、思うような理解が得られなかったり、何らかの理由で子どもの安心を奪ってしまうようなこともあるかもしれません。
可愛いくて大切なはずの我が子なのにと思うと、そのような時は親御様の心もきっと傷ついているはずです。どうかそんな時には、私たちの存在を頼りにしていただき、共に考え、保護者の方も健やかに愛情を注げるようなお手伝いができれば幸いです