先月11月20日、
5歳児観劇行事
『劇団四季リトルマーメイド鑑賞』に
行ってまいりました。
大阪四季劇場では、
入場者全員の検温・手指消毒など
感染防止のための万全の対策がなされ、
道中もマスクの徹底着用はもちろんのこと、
乗車前後の手指の消毒など
配慮に配慮を重ねた園外保育となりました。
例年に比べ、園外に出る機会も少ない
すいかぐみの子どもたちでしたが、
消毒の際にはすっと両手を広げ、
ホームに記された距離を開けた立ち位置を守り、
その適応能力の高さに驚かされました。
憧れのアリエルに会えた時は
ぐっと息をのみ、
色彩豊かな
♪Under the sea♪の場面では
心躍らせ、その横顔は舞台に負けないくらい
輝いていました。
日が短くなり、帰園の頃には
すっかり暗くなった道のりを
しっかりとした足取りで
園までたどり着きました。
玄関の明かりが見えた瞬間に
「疲れた~。」と
心の声が漏れる子どもたち。
長い時間の観劇も幼児にとっては
少し高めのハードルです。
ちょっぴり緊張しながらも
一生懸命頑張っていたのだと思うと、
その健気さに心から
「よく頑張ったね。楽しかったね。」
と言葉をかけました。
「新しい生活様式」をふまえた
保育を模索する中、
子どもたちにも時代に応じた種をまき、
この先の未来を生き抜く「芽」を
育てていかなければならないのだと
実感いたしました。