先月、5歳児すいかぐみで劇団四季ミュージカル『バケモノの子』を観劇して参りました。

3日後に千秋楽を控え、特別カーテンコール等が用意された幸運な日。パフォーマンスを極めに究めた俳優陣でキャスティングされた舞台は見どころの連続でした。
人間界とバケモノ界を行ったり来たりする不思議なストーリーですが、迫真の演技、音楽、迫力溢れる演出に、子どもたちはその世界に吸い込まれていったようです。手をたたいて笑ったり、息をのんで見守ったり、涙が出てきたり…。喜怒哀楽を何度味わったことでしょう。子どもたちの澄んだ目と、柔らかい心に映りこんでいく様子があまりにも素敵で、何度も舞台から目を離して子どもたちの表情に見とれてしまいました。

長時間の観劇に、ちょっぴりお疲れの姿があったり、怖くて我慢できない場面で保育士に守られながらその腕の隙間から恐る恐る展開を見守る姿があったりもしましたが、それも含めて心の経験値が上がったのでは?と思います。
今日も「また観に行きたい!」「大きくなったら、劇団四季するねん!」と話してくれる子どもがいました。経験を通して、耕されていく感性、無限に広がるようで、そんな子どもたちの未来が楽しみです。