ずっと以前にはクレオ大阪西、
近年では此花会館梅香殿で
開催しておりました「ふれあいステージ」。
今年は既にご案内の通り
園内で行うこととなりました。
大きな舞台に上がるお子様の姿を
楽しみにしておられた保護者の皆様には
残念な思いをおかけしてしまいました。
何かと制限はございますが、
行事の本質を考える
良い機会にもなりました。
子どもに培いたい
「表現力」とはどんな力なのか?
と考えた時、元気よく歌ったり、
上手く演奏できたり、正しく台詞を言えたり…
という姿を目標にはしていません。
子どもたちが発達や個性に合った
「ちょっと難しいコト」に心惹かれ、
やり遂げていく過程において、
お友達の力を借りたり、
共に声を響かせる体験をしたり、
自分ではない「役柄」の心情を
イメージしたりする経験や課程こそが、
大切なのだと考えています。
そしてそれは、開催環境が変わった今も、
何ら以前と変わることなく
培われてることを実感しています。
職員は日々、子どもたちが意欲的に
活動しながら表現活動を楽しみ、
味わえるよう試行錯誤を重ねています。
衣装のディテールや、伴奏のタイミングなどに
こだわり、子どもたちとの共同作業の中で
織りなす世界が日に日に進化しているようです。
また、慣れ親しんだ環境で
当日を迎えるメリットもあり、
今後の形となっていくのでは?
と予感しています。
当日保育を希望されていた
乳児保護者の皆様へは
大変ご不便をおかけします。
どうか、来年又は再来年のお子様の姿を
楽しみになさってください。
人数制限のため、
観覧できない幼児保護者の皆様にも
誠に心苦しく思います。
全ての保護者の皆様のご協力に
感謝し、安全に催行できるよう
努めて参ります。