2月のふれあいステージに向けて、クラスからお歌や台詞が聞こえてきます。マスク着用、クラスごとの室内消毒、常時換気を行いながら、子どもたちの活動はどんどん深まっていきます。
保育士は4か月ほど前から準備にとりかかり、テーマやキャラクターや背景画・衣装・伴奏の練習・台本作りなどなど多岐にわたっての作業をしながら土台を固めていきます。子どもたちのこれまでの育ちや、個性、得意なこと苦手なことに心を寄せ、年齢相応の主体性を引き出しながら、活動が演目へと変化していきます。
この変化する過程で子どもたちは、ドキドキしたり考えたり感じたりしながら、自分以外の誰かに伝えることに挑戦し、伝わったときに喜びを覚え、友達と伝え合うことでさらに感性が磨かれます。小さな演者たちはみんな真剣です。
昨今、教育現場でも着目されている「非認知能力」とはまさにこの姿の中にちりばめられているような、宝石のような輝きに思えてなりません。この「非認知力」こそが生きる力につながります。感染状況により、ご観覧に向けては悩ましい判断をすることも避けられませんが、可能な限り保護者の皆様に伝わって感じていただけるよう準備して参ります。お願いごとも多々ございますが何卒よろしくお願い申し上げます。