大雨、高温、台風、ここ2か月の間に
起きた事態はどれも
「予測ができない」
「これまでに経験したことのない」
という言葉で表現されています。
みなさまはこの事態や言葉をどのように
感じておられますか?

命が奪われてしまうほどの事象が次々と
起こる時代に突入してしまったのでしょうか。
便利に暮らすために資源を乱用し、
当たり前の日常に有難うの気持ちを忘れ、
地球に置いておけない廃棄物を増やし続け、
無暗(むやみ)に命を奪い合う戦争を解決できず、
それでも尚省みることのない人類に対して、
地球が悲鳴を上げているのか…。

「いいかげんにしないとダメだよ。」
または
「さすがにもう頑張れないよ。」
というメッセージのように感じてなりません。
子どもたちや、そのまた子どもたちに、
住める地球を残すことはできるのでしょうか。
課題が難しくて私には論じきれませんが、
今子どもたちに保育を通してできることは
何かと常々考えています。
変化に耐えうる心と体の免疫力を作るためには
豊かな活動経験が必要です。
自然の事象に興味や関心を持つこと。
季節の恵みに感謝して食事をすること。
自分と違う考えに耳を傾けること。
知らないことを恐れないこと。
これらの経験を満たす活動は
色々とハードルが高いのですが、
ぎゅっと抱きしめて抱っこしてあげられるうちに、
できる限りの経験をさせてあげたいと思います。