暖冬かと思っていたら突然の寒波が
押し寄せました。
ガスや水道の心配をしながらも、
もしかしたら雪化粧した園庭を
子どもたちに見せてあげられるかも・・・
と期待してみましたが、
凍てつくような寒さの中に白く舞い降りる
プレゼントはもらえませんでした。

毎年、ふれあいステージに向かう
この時期が一番寒い時期です。
外の寒さに反して、お部屋の中は
程よい熱気に包まれます。

近所の公園や道路わきの木々も、尖った枝を
広げて寒々しく佇んでいます。
花も葉っぱもつけない殺風景な桜の木の枝先を、
よく見てみると小さなつぼみを
たくさんつけて、日を追うごとに
確実に大きくなっていくのがわかります。
どんなに寒くても、冷たい雨が降っても、
一見何の変化も無いように見えても、
花開く春を目指してその蕾を
静かに膨らませていきます。
その様子は子どもの「育ち」と
重なるように思えます。
どの子にも秘められた神秘的なパワーの尊さを
忘れてはならないと心を引き締め
直しています。
それを信じて、寄り添って、
時には待って、まなざしという光を当てて、
ぎゅっと温めて・・・
様々な創意工夫をしながら、とびきりの春を
楽しみに思う今日この頃です。
保護者の皆様とともに
お子様の花開く瞬間を喜び合えますように!