保育園の玄関の天井がたくさんの笹飾りで涼やかに彩られています。短冊作成のご協力ありがとうございました。
ひこぼしさまに会えますように」というロマンチックなお願いごとや「ブロッコリーがたべれるようになりますように」のような現実的な目標などなど、お子様とご一緒に願いをしたためるお家でのご様子が伺えるようで、心がほっこりしました。
タイトルに記載したお願いごとは、数年前に学校の帰り道に訪ねてくれた卒園児が書いてくれた短冊です。当時は1年生で、ピカピカのランドセルを背負って、下校時に時々寄り道してくれていました。その日に学校であったことや、新しくできたお友達のことなどいつも楽しそうに話してくれる子。ちょうどあった短冊の余りに「お願い事書いていって~」と渡してこれを見た瞬間、目頭が熱くなりました。
「なんで?」と聞くとあっけらかんとした表情で「だっておやつもあるしな~。」と。ちょっと緊張する学校生活も全力で頑張りながら、ここに立ち寄ってホッとしてくれているのかな?と思うと何だかとても嬉しくて、未だにその短冊を大事に持っています。
幼児期に安心して楽しめた場所だと記憶に残してくれていたらと願うとともに、今ここにいる子どもたちにとってもそのような毎日となるよう保育を営んでいきたいとしみじみ思いました。