夏祭りの和太鼓お披露目の時に、
少しお話をいたしました。
今年度、ふじのもり保育園は
大阪市が推進する
「就学前教育カリキュラム」
のパイロット園として選定されました。
それに伴い、テーマを決めて
カリキュラムを活用した
保育研究を行って参りました。
先日、大阪市内の
公私幼稚園・保育園の方々に向けて、
研究発表をさせていただきました。
開園当初から取り組んでいる
和太鼓活動を切り口に、
子どもたちが様々な力を獲得していく姿、
すいか組のそんな姿から遡り、
乳児期から大切に育んでいる力など、
日々の保育を丁寧に振り返る機会と
なりました。
保育者はどのような願いを込めて
保育を行っているのか、
またその方法は子どもに届いているのかを、
就学前教育カリキュラムを道しるべに、
分析、考察を繰り返す作業を行いました。
夏祭りの和太鼓で
お願いしましたアンケートには、
たくさんのご意見やご感想を賜り、
保護者の皆様が幼児教育に関して
とても高い意識と、
期待を持たれていることを感じました。
さて、研究発表では具体的に
子どもたちの保育活動を事例として、
まとめて行くのですが、
子どもたちの予想を上回る感性や、
想定外の発想に驚かされることの連続で、
お手本のようなまとめ方にならず、
嬉しい苦戦を強いられました。
自分も子どもだったはずなのに、
その真っ直ぐな心情、
潜在的に持っている力、
人間らしさ…
子どもたちの放つ輝きに驚かされ、
心が打たれっぱなしでした。
どの子も持っている原石の輝きを、
眼差しを磨いて見つけ出し、
より良い保育・幼児教育を
探求していくことが
私たちの使命なのだと
改めて心に刻んだ、
貴重な機会となりました。
保護者の皆様のご理解とご協力に
心より感謝申し上げます。
有難うございました。