行事が盛りだくさんの秋。
ただただお楽しみごとが
連続してあるわけではありません。
子どもたちの育ちは
時の流れと共に連続しています。
大きな行事に向けて
子どもたちと進んでいく日々の中にも、
色んなドラマがあり、
子どもたちの気持ちは
ワクワクして膨らんだり、
ドキドキして少し硬くなったりと
心も体もかなりの活動量ではないかと
思います。
写真①は運動会の室内予行の様子です。
ちょっと難しかったことが、
できるようになり、
喜びが自信に変わっていく表情が
何とも勇ましい!
それからわずか10日後の
写真②は遠足に行く練習をしている時の様子です。
空のお弁当箱をリュックに入れて、
園庭を一周、お弁当箱をスムーズに開けたり、
お膝の上に載せて食べることをイメージしたり、
食べ終わったあとは
きれいに仕舞ってからおやつを出したり…
写真の3歳児にとっては
まだまだ難しいことですが、
こうして楽しみながら準備をすることで、
自分で自分のことができるようになり、
また一つ自信につながっていきます。
その翌日の写真③は
ハロウィンパーティーのワンショット。
様々な服装でおめかししての登園、
特別な日に胸を躍らせ、
地域の人との関わりを深めます。
①~③はそれぞれ別の活動ですが、
安心して好奇心を発揮しながら
新しいことに挑戦し、
達成して自信となり、
また次のチャレンジへ向かいます。
この繰り返しの中で、
心が育ち、知識が身につき、
運動能力を獲得していきます。
どの子もその子なりのペースや表現で、
確実に前に向かって歩んでいく姿は、
とてもとても頼もしく、
尊く、眩しく…そばにいる私にも
「今ここ」を生きているのだと
実感させてくれるのです。