3月下旬の急な温かさで、今年はあっという間に
桜が満開になりました。
極端な寒暖の差や、予想を超える花粉の飛散に
悩まされる方も多いのではないでしょうか。

地球環境はこの先どうなってしまうのだろうかと
心配にもなります。
悲観的な材料ばかりではありませんが、
間違いなくこの先十数年で様々なことが
変化変容していくことは確かです。

平成に生まれた子どもたちですが、
来年には年号が変わり、18歳で選挙権を
与えられ、AI(人工知能)の普及により
今ある職業の半分が無くなるとも言われています。
そのような社会の変化に伴い、
求められる人間像も変わり、
幼児教育・学校教育も大きな改定が進んでいます。

まさに激動の時代を
生き抜かなければならないこの子たちに
不可欠な力は2つあると考えています。
変化を恐れずに適応していく力と、
人間らしい創意工夫を生み出す力です。
生涯にわたる学びの根っこを育む乳幼児期に、
このような力が子どもたち一人一人に
備わることを目指して、
私たちも日々保育の質の向上に
努めていく所存です。
保護者の皆様とも、
『笑顔も涙もわけあいっこ』しながら、
一歩ずつ進んで行ければと思います。

何かとお願い事もございますが、
どうか本年度もよろしくお願い申し上げます。