園庭の隅に佇む柿の木。
今年は例年にも増して
たくさんの実がついています。
毎年、夏祭りの前後くらいに
青い小さな実がなり、
プール遊びの水しぶきを
浴びながらその実をふくらませ、
運動会の練習が進むにつれ、
少しづつ色づいていきます。
たわわに実をぶら下げた枝が
大きく張り出し、今年は子どもの背でも
収穫できそうなくらいです。
開園から9年間、雨の日も風の日も
そこに立ち続ける木。
子どもたちのナイショの話や、
涙するようなドラマチックな場面や、
当たり前のようで有り難い日常を
ずっとそこから
見てくれているのだと思うと、
感慨深くなりました。
熟すまであともう少し。
運動会が終わるころには
みんなでもぎ取って頂きたいと思います。
ピカピカに実った柿の実のような
子どもたちの姿を
運動会でお披露目できるよう・・・
こちらも「あともう少し!」
頑張っています。