Interview03
Interview03
私は子どもの頃からずっと保育士になりたいと思ってきました。私が小学校一年生の頃にいとこが生まれたときも、赤ちゃんが可愛くてしかたなくて、進んでお世話をしていたのを覚えています。それからも、小さい子どもと遊ぶのが大好きで、ずっと「保育士になりたい」と思ってきました。だから、保育士は私にとって「天職」だと思っています。
実際に職業として保育士になってみると、もちろん大変なこともあり、子どもが好きというだけでは難しいところもあります。それでも、「子どもたちが可愛い」という気持ちは揺らぐことはないですね。日々の保育では疲れることもありますが、それ以上に、子どもたちから元気をたくさんもらっています。
「自分でやりたい」という気持ちがある子どもが、できなかったことをできるようになったとき、その喜びを本人が感じて、私の方を見てくれる瞬間があります。そういう子どもの成長の瞬間に立ち会い、喜びを共有できるとき、本当に感動します。
それから、「先生!」と私を心から信頼して遠くから走ってくる子どもたちを見ると、愛おしくてたまらない気持ちになります。本当に私は子どもが大好きなんです。家族以外で、ここまで自分を慕って求めてくれるという関係性はなかなかないですよね。園にいる間はお母さん、お父さんの代わりになってあげるという気持ちで子どもたちに接していますし、こうした経験ができるのは保育士ならではと思っています。